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【ペットボトル飲料のカリウム】透析患者、真夏の水分管理は難しい・・・

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水分制限がある透析患者にとって、
真夏の水分管理は難しいですね。

暑くて喉が渇くからといって、
飲み過ぎると、身体に水が貯まり、心臓に負担がかかります。
逆に水分不足になってしまうと、脱水や、熱中症が心配になります。

適切に水分を摂る工夫と、
飲み物に含まれるカリウム量をまとめました。

 

ペットボトル飲料のカリウム

真夏は、普段よりは飲む量が増えます。
汗がよく出る人は、ペットボトル1本くらい飲んでしまうでしょう。
ペットボトル1本に含まれるカリウムはどれくらいあるのでしょうか?

ペットボトルのお茶類のカリウム


ペットボトル入りの緑茶のカリウムは、
殆どのメーカーのもので、
100gあたりのカリウム10㎎以下です。

ペットボトル1本(500㎖)飲んで、
カリウム50㎎程度です。

ペットボトルのお茶は、
一見濃そうに見えるものもありますが、
抽出液なので、カリウムは気にしないで飲めますね。


麦茶は、緑茶よりも少しだけカリウムが高いですが、
気になるほどではありません。

 

スポーツ飲料


ポカリとアクエリアスでは、
ポカリのほうがカリウム高めです。

100gあたり カリウム
ポカリスエット 20㎎
アクエリアス 8㎎

 

炭酸飲料

  カリウム(100g)
コーラ 2㎎
サイダー 4㎎

コーラやサイダーは、
カリウムは殆ど含まれていないので、
カリウムは気にしなくて飲めます。

 

ジュース類


キリン飲料成分一覧表

果汁ジュースのカリウムは、
含まれる果汁のパーセンテージによってカリウム値が異なります。

みかん・ミカンジュースのカリウム

りんご・りんごジュースのカリウム

 

野菜ジュースのカリウムは、メーカーや種類によって差があります。
野菜ジュースのカリウム

透析患者の真夏の水分管理は汗が出るか?出ないか?で違ってくる

透析患者の真夏の水分管理は、
汗が出るか?出ないか?で、
随分違ってきます。

汗が出ると、それだけたくさん飲めますが、
同時に、脱水や熱中症の心配もでてきます。

汗がよく出る人の水分管理

脱水や熱中症予防のためには、
汗が出た分は、水分を摂る必要があります。

どれくらいの水分を摂ればいいのかというと、
こまめに体重を計りながら、水分補給をします。
普通に食事をしているのに、
全く体重が増えていなければ、
汗で水分が失われていることが考えられますので、
水分を摂るようにします。

汗がよく出るようでしたら、
体重を計って、飲んで、
計って、飲んでの繰り返しになります。

汗がよく出る場合、
殆ど水分制限を気にしないで水分を摂ることも出来ます。

 

汗が全くでない人の水分管理

透析患者のなかには、汗が全くでないという人もいますが、
汗がでないと、体の中に熱がこもってしまい、
体温が高くなる人もいます。

汗が出ないと、
いくら暑くてもそうたくさんは飲めません。
身体に熱がこもらないようにすることが大切です。

汗をまったくかかない人の暑さ対策

冷房や扇風機を使う

あまり我慢しすぎないで、
適切に冷房や扇風機を使うようにしましょう。

保冷剤や氷などで体を冷やす

脇の下や首周り、太ももの内側を冷やすと体温が下がりやすくなります。
・保冷剤や氷枕を活用する
・ぬれたタオルを首に巻く
・凍らせたペットボトルを当てる

涼しい服を選ぶ

・家にいる時は、出来るだけ涼しい格好で過ごす
・通気性のいい綿などの素材を選ぶ
・外出時、長袖を着る場合生地が薄いものを選ぶ

 

汗が出ない人の、水分を摂る時の工夫

・水分を摂る時にはがぶがぶ飲まず、少しずつ、ゆっくり飲む
・うがいで口内を水分でうるおす
・氷をなめる

 

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