コロナ感染が、すごい勢いで全国的に広がっていて、
重症化しやすい透析患者としては、とても心配になります。
透析患者がコロナ感染すると、死亡リスクが相当高いようです。
透析患者のワクチン接種も進んでいて、
私の通院する施設でも、
殆どの人が2回目の接種を終了したようです。
透析患者はコロナ感染すると死亡しやすい
札幌 「第4波」で人工透析患者118人がコロナ感染 半数余が死亡
NHKニュース 2021年8月16日ことし春以降の新型コロナウイルスの感染の「第4波」で、
札幌市では人工透析を受けている患者118人が感染し、
半数余りの53%の人が死亡していたことが市の調べでわかりました。年代別にみると、
▽90代以上は感染した6人中5人が死亡し、致死率は83.3%、
▽80代は28人中21人で75%、
▽70代は30人中17人で56.7%、
▽60代は24人中13人で54.2%、
▽50代は18人中3人で16.7%、
▽40代は12人中4人で33.3%でした。当時はワクチン接種が進んでおらず、高齢の患者が多く入院していた病院でクラスターが相次いだことが背景にありますが、専門家は若い世代の患者へのワクチン接種など、各地で対策の強化を急ぐ必要性を強調しています。
日本透析医学会によりますと、
国内には人工透析を受けている患者が2019年の時点で34万人余りいます。また、日本透析医会と日本透析医学会、日本腎臓学会の調査によりますと、
人工透析を受けている患者でこれまでに
新型コロナウイルスに感染したのは
少なくとも全国で2156人いて
16.7%に当たる361人が亡くなったということです。
このニュースを見ると、
60代以上の高齢者の死亡率が高くなっているようです。
全国での感染状況を見てみると、
透析患者の死亡率は、16.7%となっています。
コロナに感染した透析患者のうち
約6人に1人が亡くなっている計算です。
2021年8月12日現在
透析患者が全国で、34万人
コロナ感染者が、2,156人
率にすると、0.063%の人が感染しています。
透析患者1,587に1人が感染したことになります。
ワクチン接種後 死者0
札幌の透析患者、ワクチン接種で死者ゼロ
接種前は死亡率5割強
北海道新聞 08/18新型コロナウイルスに感染した札幌市内の人工透析患者について、
4~6月は5割強が命を落としたが、
5月末からワクチンを優先接種した結果、
今月16日までの2カ月間で死者はゼロとなった。
市保健所のまとめで分かった。市保健所によると、石狩管内の透析患者数は約6600人。
4~6月に市内の医療機関18カ所に入院、通院していた透析患者の感染者は計118人。このうち53・4%に当たる63人が死亡した。
ワクチンを打つと、死亡は避けられるようです。
重症化しにくいということでしょう。
遺伝子ワクチンに不安はないの?
透析患者のコロナ感染および感染死を防ぐためには、
ワクチンしかないということですが、
透析患者がワクチン接種で死亡したり、
重篤な副反応例はないのか気になる所です。
ワクチンで、確かに重症化は防げるようですが、
新たに分かってきたこととして、
ワクチンの効果が、半年程度しかもたないとか、
変異株でワクチンが効きにくくなっているとの
情報も出てきました。
ワクチンを打った人は、
今後定期的にワクチンを打つことになるのでしょうか?
免疫不全の人にはブースターショットが必要な場合がある
ある研究によれば、40人の腎移植患者のうち39人、
透析患者の3分の1はワクチン接種後に抗体ができなかった。別の研究では、免疫抑制剤を服用しているリウマチ性疾患や筋骨格系疾患の患者20人で抗体が検出されなかった。どちらの研究も必要回数のワクチン接種完了後に行われた。
ツイッターで”透析患者ワクチン接種”と検索してみました
2回接種した後、コロナ感染した人も、
ワクチン接種後の死亡例も、あるようでした。
■透析患者 ワクチン接種で歩行不能に。
入院治療中二回目の接種 5日後死亡。
同病院で透析患者ワクチン接種でもう一人死亡。(6/28)
■13万に1人くらいの割合でワクチンの影響で死ぬ。ってか。
スゲー確率じゃねーか、、、
しかし透析患者のわたしには病院クラスター防ぐ為にも、
打つしか選択肢はない。(5/13)
■台湾にて、アストラゼネカワクチン接種後の死亡者が出たというニュース。
12人の高齢者がワクチン接種後に死亡。ワクチン副作用であるかどうかは未確認。
最初の接種グループには75歳以上の高齢者、長期療養、腎臓透析患者などが含まれるそうです。(6/17)
■ファイザーワクチン接種後30時間をすぎて37度7分の発熱。倦怠感はあるが嘔吐する前の気持ち悪さに比べればまし。新コロナ罹患で死亡率29.2%という透析患者だからこそワクチンを打ったのであって、基礎疾患のない若年層ではあればワクチンより新型コロナにかかって抗体できる方がマシだと思う
■ワクチン接種後の透析患者の感染事例も報告されているとして、家族も含めたワクチンの接種と対策の徹底が求められていると指摘しています。
■ワクチンは 新型コロナウイルス感染症の発症や重症化を予防をするもので、接種後でも感染する可能性があります。
特に透析患者は健常者に比べ接種後の抗体価は低い傾向にありますので、接種後もこれまでと同様に、基本的な感染対策は継続する必要があることにご注意願います。(6/19 栃木県腎友会)
■「ワクチン2回接種後にほとんどの維持血液透析患者で液性免疫反応が認められたが、健康な医療従事者と比べて反応は顕著に弱かった。」 4/14
■主人は透析患者で2回目のワクチン接種後コロナに感染しました。
現在入院しております。でも透析患者さんに使った事の無い薬ということで、解熱剤のみ使用してるみたいです。もっと既往歴のある人がコロナに感染したらどうなるかとか、治療はどうするかとか情報が欲しいです。7/14
まとめ
”札幌 「第4波」で人工透析患者118人がコロナ感染 半数余が死亡”の
ニュースを見て、衝撃を受けた人も多かったことと思います。
透析患者がコロナに感染したら死ぬと思い込む人もいるかもしれません。
札幌の例は、医療がひっ迫していた時のことでもあり、
充分な治療が受けられなかった人もいたかもしれません。
また、亡くなったのは体力が低下していた高齢者が多かったようです。
私の通院する透析施設でも、少し前にコロナ陽性者がでましたが、
たいしたことはなくて、
1週間ほどコロナ病棟に入院していたようですが、
すぐに、元気に自分の透析施設に戻ってきました。
コロナに感染した透析患者全員が、
重症化するわけでもなさそうです。
コロナを過信するわけではないですが、
テレビは、過剰に不安を煽っているような報道も見受けられます。
基本的な感染対策をしっかり行うことと、
免疫を下げない為に、
睡眠をしっかりとる
バランスのいい食事
適度な運動などを
心がけて、
過度に恐れ過ぎないことも大切だと思います。
こんにちは。
こちらのページ、初めて読ませていただきました。
大変参考になりました。
私の妻も透析患者なのですが、ワクチンは接種していません。それはやはり今回の新しいワクチンの未知の部分に対する不信感があるからです。
私たちは40代後半でまだ体力があるものですから、基本的な手洗いや消毒、うがいなどを疎かにしなければ大事には至らないのではないか、と考えていますが……それでも、やはり透析患者特有の免疫力の低下、それ故の重症化のリスクは無視できず、不安は残ります。
記事を読ませていただいて、
同じような境遇のかたもいるのだな、と勇気付けられます。
お互い、頑張りましょう!
コメントありがとうございます。
回りの透析患者さんは、殆どの方がワクチン接種をされています。
私の回りの透析患者さんが、ひどい副反応がでないか心配でしたが、幸いにも命を落とすような副反応が出た人はいなかったようです。
このワクチンのことを調べれば、調べるほど怖くなってきます。
中長期的なワクチン後遺症もあるようですし、
少し時間が経ってから体調に異変がでなければいいけどと心配しています。
感染の心配があるとすれば、透析に行った病院で感染することが一番怖いです。
本屋さまも、奥様共々お気を付けください。
お気遣い、ありがとうございます。
妻がお世話になっている病院でも、妻と職員のかたひとりを除いて全員接種されていました。
幸い、何か意地悪をされたり圧力をかけられたりということは無かったようなので安心しています。
ワクチンに効果が無いとは言いませんが、
それよりは日頃から免疫力を高めておくこと、そのための食生活を意識することのほうが重要かなぁ、と考えています。
このところの残暑はキビシイものがありますね。
体力を奪われます(汗)。
sakiさんも夏バテには十分お気をつけください。
記事、これからも参考にさせていただきますねw