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コロナ感染透析患者入院ベッド満床(東京都内)透析では医療崩壊か?

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東京都内では、コロナ感染者が爆発的に増えています。
コロナに感染した透析患者は、入院ベッドが満床状態で、
各自が通院する各透析施設で対応を求められているようです。

透析施設も、コロナに感染した透析患者も、
とまどいと不安でどうしたらいいのか分からないのではないのでしょうか?

小さなクリニックでは、入院設備自体がない所も多いでしょうし、
一般の透析施設でも、コロナ感染患者の入院となると
対応できない病院もあるでしょう。
また、他の患者やスタッフへ感染が広がらないかの心配もあります。

透析患者は、重症化しやすいといわれていますが、
入院が出来ないと自宅で急変して、亡くなる可能性も懸念されます。

 

コロナ感染透析患者 都内は満床(1月08日)

急激な感染拡大によって、人工透析を受けていて新型コロナウイルスに感染した患者が入院できる都内の病床が、ことしに入って満床の状態になっていることがわかりました。
このため、透析を行う一般のクリニックが感染対策を施して、患者の透析を続けざるを得ない状況になっていて、専門家は「透析の領域ではすでに医療崩壊が始まっている」としています。

重い腎臓病などで人工透析を受けている患者は、新型コロナに感染すると、重症化しやすく死亡する割合も高いということで、原則、入院してもらう対応がとられてきました。
しかし、急激な感染拡大によって、これまでに透析患者で新型コロナに感染した人は、7日時点で全国で700人に上り、この1週間だけで100人近く増加していて、新型コロナに感染した透析患者が入院できる東京都内の病床が、ことしに入って満床の状態になっていることがわかりました。

入院できない場合でも透析を止めることはできないため、透析患者の入院先を調整する団体は透析を行うクリニックに対し、個室での対応や、時間帯を分けての対応など、新型コロナに感染した透析患者と、ほかの患者が接触しないように感染対策を施して受け入れを続けるよう呼びかけています。

日本透析医会で対策にあたるワーキンググループの菊地勘委員長は
「透析領域では、『ひっ迫』というより『医療崩壊』が始まっている。
透析を続ける一般のクリニックは感染症の専門家がいるわけではないので、精神的な負担も大きい。
緊急事態宣言中に、患者数を減らさないといけない」と指摘しています。

<NHKニュース 2021/1/8>
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210108/1000058672.html

 

死亡率は8倍以上・・・透析患者のコロナ感染”急増”
2021/1/14 テレ朝ニュース

■東京都内では医療崩壊が始まっている
都内では、入院キャパシティが45人しかないが
この2週間で50人程度の患者が増加しているので
必ずあふれてしまう。
崩壊が始まったいたと考える方が妥当

■透析患者の発熱やコロナ患者の
容態変化の
救急の受け入れが非常に厳しい状況になっている

■透析患者にとって深刻なのは、
コロナが重症化しやすいこと

新型コロナによる死亡率
・国内全体 1.4%
・透析患者 11.9%

透析患者コロナ入院”危機的”(テレ朝ニュース) 

 

 

都内の透析患者入院ベッド満床

東京都区部災害時透析医療ネットワークによりますと、
災害時速報で、透析患者が入院出来るベッドが満床と表記されています。

東京都区部災害時透析医療ネットワーク
https://tokyo-hd.jp/

 

2021年1月14日現在の透析患者コロナ感染者数は、785名(死亡90名)

日本透析医学会の発表によると、全国の透析患者コロナ感染者数は
1月7日時点で、700名(うち東京は201名)となっています。

それから1週間後の1月14日には、
85名も増加して、785名になりました。

1/7、1/14 全国のコロナ感染者数内訳は

地域 1/7 1/14
北海道 16 17
東北 11 12
北関東 28 28
南関東(東京除) 147 160
東京 201 231
甲信越・北陸 13 14
東海(愛知除く) 20 21
愛知 41 56
近畿(大阪除く) 37 49
大阪 91 98
中国 18 19
四国 6 8
九州、沖縄(福岡除く) 37 37
福岡 34 35
合計 700 785

※1週間で85名の増加

まとめ

私の通院する病院でも、コロナ対策として、
昨年12月から透析室での飲食禁止になりました。

県内の他の病院では、
透析室での飲食はもちろんですが、
食事自体の提供をストップ、
更衣室の使用禁止、
マスクは布マスク禁止で、不織布のマスクを使用する
など、厳しい制限を設けている透析施設もあるようです。

地方ですから、コロナ感染透析患者の入院ベッド数自体が少ないようで、
かなり神経を使っているようです。



 

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