最近、スキムミルクを使い始めました。
牛乳の代わりに、飲み物や料理に使えてとても便利です。
粉末なので常温で保存できるし、消費期限も長いので、
牛乳より使い勝手がよさそうです。
ただ、カリウムとリンが気になるので、調べました。
目次
スキムミルクのカリウムとリン
スキムミルク100gは、一見カリウム、リンともに高いですが、一度に100gも使うことはありません。基本的には、10gのスキムミルクに90gのお湯で溶いて飲むのが通常のようです。
スキムミルクのカリウムとリン(100g中)
100g | 単位 mg |
カリウム | 1800 |
リン | 1000 |
※食品成分データベースには、脱脂粉乳と記載
10gのカリウムとリン
10g | 単位 mg |
カリウム | 180 |
リン | 100 |
※大さじ1杯で、7.4g
5gのカリウムとリン
5g | 単位 mg |
カリウム | 90 |
リン | 50 |
※小さじ2杯で、5.4g
大さじ1杯のカリウムとリン
小さじ1杯のカリウムとリン
牛乳代わりに飲むときは、
小さじ2杯(カリウム97.2mg、リン54mg)だと
カリウム、リンの心配をしないで飲めるようです。
スキムミルクの基本情報
スキムミルクとは? | スキムミルクは脱脂粉乳とも呼ばれ、生乳や牛乳から脂肪分と水分を取り除き、粉状にしたものです。 |
入れ方 | スキムミルク10gに対してお湯90g 1:9の割合 |
保存方法 |
・密封して直射日光の当たらない涼しく乾燥した場所で保管 |
消費期限 | ・未開封→1年 ・開封後は賞味期限に関わらず早めに使い切る(1ケ月以内を目安に) |
使い方 | ・水に溶かして牛乳のかわりに ・コーヒー用ミルクとして ・料理に(シチュー、ホワイトソース、お菓子、パン作りなど) ・防災備蓄として(消費期限が1年と長いため) |
ダマにならない溶かし方 | スキムミルクは冷水・熱湯では溶けにくいため、50℃以上の温水を使う |
スキムミルクと牛乳の違い
スキムミルクは牛乳からできています。
牛乳から水分と脂肪分を抜き粉末状にしたものがスキムミルクです。
大きな違いは、スキムミルクは粉末で、牛乳は液体です。
カリウムとリンの比較
カリウム | リン | |
スキムミルク液 (10gを90gの水でといたもの) |
180mg | 100mg |
牛乳100g | 150mg | 93mg |
スキムミルクのほうが、カリウム、リンともに高いけど、
粉末なので濃度は、調整が可能です。
その他比較
スキムミルク | 牛乳 | |
保存期間 | 未開封で1年 開封後は約1ケ月 |
開封後は2~3日を目安に早めに飲む |
保存方法 | 常温保存 | 冷蔵庫 |
価格 | コップ1杯分 35~40円 | コップ1杯分 80~100円 |
スキムミルクのほうが、コスパが良く、常温保存ができます。
未開封なら1年間は保存がきくので、災害用のたんぱく源として備蓄しておくとよさそうです。
スキムミルクのレシピ
牛乳がなくても、スキムミルクさえあれば実に様々な料理やデザートが作れます。
・クリームシチュー
・グラタン
・カルボナーラ
・パン
・カスタードクリーム
など
スキムミルクでチーズが作れる
スキムミルクでチーズが作れるって知っていましたか?
市販のチーズは、塩分が濃かったり、添加物が心配ですけど、
手作りなら安心して食べれそうですね。
まとめ
牛乳と比べてスキムミルクは、コスパが良く、保存期間が長く、常温保存できます。
消費期限内に牛乳を使いきれない場合は、スキムミルクが便利そうです。
スキムミルクを常備しておくと、いろいろな料理に使えます。