透析後や透析の翌日、だるさやきつさを感じますか?
私は、透析の後はどうしてもきつさを感じてしまいます。
いつも夜間透析を終え、22時半ごろ帰宅します。
家に帰り着くまでは気が張っていますから、あまりきつさは感じません。
でも、透析翌日の朝が一番きついです。
午前中は透析疲れが残ります。
体がきついと、することはあるのに、
精神的にもやる気がおきません。
透析後の疲労は、時間が経つとだんだん回復してきますけど、
やっときつさが取れた頃には、また次の透析です。
血圧が低すぎたり、除水量が多かったりすると、
どうしても辛い透析になってしまうので、
普段から、なるべく除水量を多くしないようにしています。
あと、血圧が低めのときは、除水を少し残すようにしています。
目次
きつさには精神的なものと肉体的なものがある
透析後や透析翌日身体が重く、動きにくい感じがする時があります。
透析の疲れが残っているのかもしれませんが、精神的なものも関係するように思います。
肉体的にきつい状態
・疲労感(つかれた感じ)
・だるい
・体が重い
精神的にきつい状態
・やる気がでない
・集中力がない
私は、仕事や家事を行ううえで、透析の翌日(特に午前中)は、何をするにしても効率が悪いことが多いです。
透析後に身体がきつくなる原因は?
透析後あまりにもきつい状態が続くと、
日常生活にも影響してきます。
改善できる点がないか、探ってみるのも一つの方法ですね。
①除水量が多い
除水量が多いと、
・透析中も血圧が低くなりやすかったり、
・足がつったり、
・透析が終わってからも身体にきつさが残ります。
②ドライウェイトがあっていない(引き過ぎている)
・血圧が低い
・透析後の体調不良
・足のつり
・声がかすれる(声のかすれは引き過ぎのサイン)
などの症状がある場合は
ドライウェイトを見直す。
引きすぎは、脱水状態と同じですから、
体にはあまりいい状態ではありません。
食欲がありよく食べている時は、太っている可能性があるので、
ドライウェイトを上げましょう。

③体調不良(かぜや痛みなど)
かぜをひいていたり、身体に痛みがあったり、手術後などはきつい透析になってしまいます。
④原因不明
原因が分からないけど、きついということもあります。
透析後のきつさには、精神状態も大きく左右する
何かやりたいことがあるときは、きつさを感じにくく
何もすることがない時は、だるさやきつさが強いように感じます。
何でもいいので、趣味や楽しみを見つけることで、
透析後のきつさ解消につながることもあります。
たまってしまった疲労の回復法
普段から疲れをため込まないように、するのは大事なことですが
たまってしまった疲れには、疲労回復法を知っておくといいですね。
休養
体を休めることは一番重要なポイント
透析や仕事で疲れた身体と心をいたわりましょう
睡眠
疲労回復に一番効果があると言われているのが十分な睡眠
睡眠中には日中使われている脳細胞が休まり疲労回復が図られる
お風呂
・入浴は体を休めるリズムを作ることができる
・ぬるめの入浴は、副交感神経が優位になるため就寝前のリラックスに効果的
瞑想
・不安感、痛み、うつ病、ストレス不眠症、慢性疾患(心臓病など)に効くとの研究結果あり
香り
香りはリラックスを促してくれる
生活の中にも簡単に取り入れることができる
入浴時に好みのアロマオイルを湯船に数滴落とすだけでも癒しの効果を期待できる
アロマオイルを敵染み込ませたティッシュを枕元に置くと、リラックスした気分で眠りにつける
食事
・バランスの良い食事を意識すると疲労回復に欠かせないビタミンやミネラルなどの消化吸収を改善させることが期待できる
・規則正しい時間に食事をとることで栄養補給もでき生活リズムを作ることができる
自然
・森や山の中を歩くことでリフレッシュリラックスすることができる
・森林浴で眠気やだるさなど身体的症状の改善やストレスからくるマイナスな自覚症状を下げられることが分かっている
ストレッチ・ヨガ
・縮んでしまった筋肉をゆっくり伸ばすことで血流を高めてくれる
・ゆったりとした呼吸で行うことが効果的
呼吸
・腹式呼吸を行うと、副交感神経が優位になるため「リラックス効果」が期待できる
・自律神経が整い、心身の疲れをほぐれてストレスの軽減につながる
音楽を聴く
・アップテンポの曲を聴くと気持ちが上向きになる
・音楽を聴くと免疫力がアップする
(音楽を聴くとNK細胞の量が増え細胞の活性化率も上がったという研究結果がある)
まとめ
どうしても透析後のきつさは避けられないものがあります。
普段の生活のなかで疲れをためないようにすること
疲れがたまったら、出来る対策をすることで
透析後のきつさをすこしでも楽にできるかもしれません。
