レンコンといえば、
辛子レンコンや、酢蓮など、お正月のイメージがあります。
酢蓮のサッパリ、シャキシャキとした食感は、
食欲がない時でも、さっぱりします。
酢蓮はお正月だけのものではありませんよ。
レンコンは、100gで440㎎のカリウムが含まれています。
カリウム高めですけど、茹でるとカリウムが減るようですから、
一度、茹でて使うといいですね。
目次
レンコンのカリウム
100gあたり | カリウム |
レンコン(生) | 440㎎ |
レンコン(ゆで) | 240㎎ |
甘酢レンコン | 14㎎ |
※食品成分表では、甘酢レンコンはカリウムがぐっと低くなっていました。
カリウムが酢に溶け出すのでしょうかね?
100gの量はどれくらい?
一度茹でてから使うとカリウムの量が半減します。
ゆでずにそのまま炒め物などに使う場合は、
食べ過ぎないように注意したほうがいいですね。
レンコン50gの量は?
レンコンのレシピ
酢蓮(すばす)
<作り方>
①レンコンは、半月に薄く切って、酢を入れたお湯で5分ほど茹でる
②茹でたものを、熱いうちに合わせ酢に漬ける
<合わせ酢>
■みりん 大さじ2
■酢 大さじ1と1/2
■白だし 大さじ1/2
(白だしは、メーカーによって塩分が異なるので自分で調整して下さい)
■(あれば赤とうがらし)
他にも
・きんぴら
・煮物 などにすると美味しいです。
レンコンの冷凍保存
一度にたくさん食べるとカリウムオーバーになってしまうので
酢を少し入れて茹で、冷凍保存して少しづつ食べるといいです。
レンコンの栄養素と効能
レンコンに含まれる栄養素と効能
栄養素 | 効能 |
---|---|
ビタミンC | 美肌効果、抗酸化作用、免疫力アップ、風邪予防、疲労回復 |
食物繊維 | 整腸作用 |
ポリフェノール (レンコンのアクに含まれる) |
消炎止血作用 胃潰瘍や十二指腸潰になった時、下血や喀血を止める効果がある |
タンニン | ・喉の炎症を改善してくれる「消炎作用」 ・炎症を起こした血管を縮める「収れん作用」がある。 ・喉の炎症を抑えることで、咳止めになる。 ・ヒスタミン抑制効果 (スタミンを抑制して炎症を抑えてくれる) |
レンコンの疑問?
「レンコン」の穴は10個と決まっています。
真ん中に1個、周りに9個。
「からし蓮根」は、蓮根の穴に辛子味噌を詰め込み、黄色い衣を付けて油で揚げた熊本県の郷土料理です。
病弱だった熊本藩主細川忠利に、平五郎という者がこの「からし蓮根」を考案し、献上したのがそもそもの始まり。
当時は、「蓮根」の穴に和辛子粉を混ぜた麦味噌を詰め、麦粉・空豆粉・卵の黄身の衣をつけて菜種油で揚げたものだった。
「蓮根」を輪切りにした断面が細川家の家紋(九曜紋)と似ていたことから、最初は門外不出の料理とされていたという説もあります。
まとめ
レンコンはとっても身体にいい食べ物のようです。
毎日少しづつ食べると、健康効果が期待できそうですね。
私の祖母が気管支が弱くいつも咳をしていたんですけど、
レンコンをすりおろして、薬として使っていたように記憶しています。
レンコンは薬膳で最高の咳止め薬で、その効果も高いとされているようです。
気管支に問題を抱えている方は、レンコン効果を試してみてはいかがでしょうか?