透析食は、塩分控えめ食です。
理想は1日6g以下といわれています。
1食あたり2gですね。
塩分を摂り過ぎると、喉が渇いて
透析間の体重増加につながります。
自分がどれくらいの塩分を摂っているか
把握出来ているでしょうか?
薄味を心がけてはいるが、
塩分を計っていない人も多いのではないでしょうか。
しょうゆなどの基本的な調味料に、
どれくらいの塩分量が含まれているのか
調べてみました。
目次
調味料の塩分
調味料は計量したほうがいいの?
調味料をきちんと計って料理をしていますか?
それとも、いつも目分量で作っていますか?
計るのがめんどくさいからと、いつも目分量だと、
その日の気分や体調で味が濃すぎたり、薄すぎたりします。
調味料を計ることで、減塩が確実に行え、同じ味付けにすることができます。
大さじ1、小さじ1は何CC?
大さじ1 | 15cc |
中さじ1 | 10cc |
小さじ1 | 5cc |
大さじ1は何グラム?
液体調味料 | ● 酒 大さじ1=15g ● 酢 大さじ1=15g ● 醤油 大さじ1=18g ● みりん 大さじ1=18g ● 油 大さじ1=12g |
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粉末状調味料 |
● 上白糖 大さじ1=9g ● グラニュー糖 大さじ1=12g ● あら塩 大さじ1=15g ● 食塩 大さじ1=18g ● 小麦粉 大さじ1=9g ● 片栗粉 大さじ1=9g |
ペースト状調味料 |
● 味噌 大さじ1=18g ● バター 大さじ1=12g ● マヨネーズ 大さじ1=14g ● ケチャップ 大さじ1=15g |
計量スプーンと食事用のスプーン容量は同じ?
計量スプーンがない場合、
食事用のスプーンを代用する場合もあるかもしれませんが、
食事用スプーンでは、正確な計量が出来ません。
食事用スプーンは大体の目安にはなりますが、
レシピ通りに作れないこともあります。
計量スプーンは、一つ持っておいたほうがいいアイテムです。
また、0.1g単位で計れるスケールがあると、便利です。
減塩調味料ってどうなの?
減塩調味料を使って、減塩するのもひとつの方法です。
でも、透析患者が減塩調味料を使う場合、カリウムが高いものがあるので注意が必要です。
減塩調味料の注意点
①カリウムの高い商品がある
②添加物で味の物足りなさを補っている商品がある
カリウムが高くなくて、添加物も使っていない減塩調味料を一つ一つ捜すのは大変ですけど、透析患者も使える減塩調味料を扱っているサイトが”無塩ドットコム”です。
創業者の方も透析をされているようで、カリウムやリンの値にも配慮した減塩調味料や食品も扱っています。
また、全く塩分を使わない無塩調味料や食品も扱っています。↓
無塩ドットコムは、ユーチューブもやっていて、その中に調味料のボトルに、大さじ1杯分の塩分量を貼っとくといいよとのアドバイスがあったので早速してみました。
濃口しょうゆを大さじ1杯使ったら、塩分2.4g
薄口しょうゆを大さじ1杯使ったら、塩分2.8g
と一目で分かります。
減塩を意識できますね。
≫減塩チャンネル 無塩ドットコムTV
減塩の役立つ情報や、減塩レシピなどもありました。
まとめ
私も、料理を作る時、計量しない派でした。
薄味を心掛けているつもりではありましたが、食べた後に、喉が渇くときがあったり、つい手がすべって多くの調味料が入ったりすることもありました。
はやり、喉が渇かないためには、計量は大事だということを改めて感じました。
これからは、計量スプーンを使おうと思います。