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【透析 能登半島地震】大地震が起きると病院の被害や断水で透析できない

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能登半島地震にあわれた方は本当にたいへんな思いをされていることと思います。
特に透析患者は、多くの不安や懸念が一度に押し寄せます。
自分の通院する透析施設は無事なのか?
透析が出来るとして、透析施設までたどりつけるのか?
透析が出来ない場合は、どうしたらいいのか?
病院と連絡が取れない場合はどうするのか?

また 無事に透析が出来たとしても、透析患者の避難生活は苦労されることでしょう。
食料が十分にない中での、カリウム、水分、塩分の制限を考えながらの食事
長期透析患者で体の不自由な人は、避難所での生活が出来るのか?
本当にたいへんなことだと思います。

能登半島地震で透析患者がどのような状況におかれているのか、
能登半島地震の透析に関するニュースを調べました。

 

石川県、6施設330人が透析不可

石川県、6施設330人が透析不可 <厚労省2024/1/2>

厚生労働省は2日、能登半島地震の影響で、石川県の透析医療機関43施設のうち、6施設で透析できないと発表した。
6施設に通院している患者は計330人。
県内や富山県の医療機関への搬送を検討しているという。<1/2 厚労省>
https://mf.jiho.jp/article/247162

いつもの透析施設で、透析が出来ない!

【能登半島地震】透析患者100人転院 奥能登の公立4病院から
<北國新聞デジタル 2024/1/3>

 石川県によると、3日午後、奥能登2市2町の公立4病院から緊急性の高い透析患者100人が金沢市などの医療機関に搬送された。能登地域では妊婦の状況確認も急いでいる。

内訳は宇出津病院から30人、珠洲市総合病院から24人、市立輪島病院から36人、穴水総合病院から10人。

その他の透析患者60人についても災害派遣医療チーム(DMAT)が搬送を調整している。DMATは緊急出産時の搬送も担う。
≫北国新聞デジタル

 

水不足で透析できない 「医療者もほぼ全員被災」

地震で水不足、透析もお産もできない現場 「医療者もほぼ全員被災」 <朝日新聞デジタル 1月5日>

能登半島地震は、石川県の医療現場も直撃した。水不足や機器の損壊で手術や人工透析ができなくなり、多くの患者が移動を余儀なくされている。医療を必要とする高齢者が多い被災地。医療関係者は、悩みながら対応に追われている。

志賀町の富来病院は地震の揺れでスプリンクラーが作動。屋内は水浸しになり、天井がはがれ落ちた。医療機器の多くが故障して使えなくなり、笠原雅徳事務長は「診療に使える機器はCTとX線くらい」と明かす。

断水した上、給水タンクも破損。大量の水を必要とする透析患者約30人は、自衛隊のトラックで金沢市内の複数の病院に移動したという。

4日時点で約50人の患者が入院。上野英明事務局長は「食材が底をつきかけているし、医薬品も減っている」と危機感を隠さない。

七尾市の能登総合病院でも断水し、水の確保は給水車に頼る。約220人の入院患者の食事や飲み水に優先的に使用するため、土倉洋一・診療支援課長は「医療に使うには全く足りていない」と言う。

同市の精神科病院、七尾松原病院も断水が続き、トイレの水が流せない。事務局担当者は「長期化すれば、患者の精神状態にも影響しかねない」と心配する。

近県から支援に入る医療関係者も苦心している。富山市の富山赤十字病院は2日、医師や看護師らでつくる救護班と災害派遣医療チーム(DMAT)を派遣。重症患者を金沢市の病院へ搬送する作業などにあたった。

4日夜に富山市であった第1陣の報告会によると、治療が間に合わず、院内で亡くなる人もいたという。道路、水道、電気が機能せず、「医療資機材もかなり逼迫(ひっぱく)し、かなり過酷だ」という報告もあった。

渡辺和英医師(42)は「住民や警察・消防、自衛隊の協力で無事搬送できた。医療資源が今後入ると、さらに課題が見つかり、救護の要望が高まってくる」と述べた。(永田豊隆、宮坂知樹、小西良昭)

 

 

災害時は透析時間が短くなる

Xの投稿より

・FBの北陸に住む透析患者さんの情報では、 被災地で透析が可能な透析施設の多くは、通常の半分の時間で透析をしているとの事。 これは熊本地震の時もそうでしたね・・・ 透析患者各々が食事量や水分量の節制をするようですから、大変ですね、、、

・被災地ではまだまだ断水が続いているようで、 給水車に多くの人が並び、ペットボトル2本程度の水を給水して貰っています。 そんな光景を観てると、5時間透析で約150Lもの水を使う透析・・・ 2Lのペットボトルで云えば、約75本分ですから、約30人近い方が使う水を災害時でも優先的に使わせて貰っている透析患者って、ホント有り難いですよね、、、

能登半島地震に対し、厚労省は災害対策本部を設置し、石川県のDMAT(災害派遣医療チーム)を76隊に拡大した。DPATとDHEATも石川に派遣される。医薬品は石川県薬業卸協同組合と連携して供給。透析患者の搬送も調整中である。

今日の地震透析中に起こったので改めて自分たち透析患者は直ぐに避難出来ない怖さを痛感しました。 石川県の方の透析クリニックが心配になりました。 どうか無事でいて下さい。

あ、今日、友人から電話あって、一月一日の地震の時、透析中だったんだって 三階だったけど、かなりゆらゆら揺れて(超振動地震特有の揺れ?) そしたら看護師さんが、身体と透析の機械を繋いでるチューブ?を自分でしっかり握ってと言って回ってた 機械がキャスター付いてるからそれが倒れないように

透析治療受ける方と付き添い1名が対象で県が宿泊費補助してくれます。「能登半島地震により、能登地方の自宅周辺での透析治療が受けることができず、加賀地方で透析治療を受けることになった方が対象です」 父がお金かかることからホテル生活拒んでいたので助かったです。

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