体調管理

鎮痛剤リリカに関する記述

長期透析患者は、いろいろな箇所の痛みに悩まされている方が多いです。

手根管症候群による手指の痛みや
膝、肩、股関節、腰などの慢性的な痛みで、
鎮痛剤を常用している方も多いのではないかと思います。

鎮痛剤のなかでも、最近よく聞くようになったリリカですが、
効果や副作用の心配はどうなのでしょう?

たまたま読んだ本に、
リリカのことが書いてあったので、
ちょっとメモに残しておきます。

 

リリカ(プレガバリン)

2010年に神経障害性疼痛に認められた。

リリカは本来
・線維筋痛症の痛み
・帯状疱疹などで生じるピリピリした痛み、
・脊椎損傷のあとの痛み、
・脊椎管狭窄症の術後などに残ったどうしようもない神経の痛みなどに用いられる薬

それが適用拡大され、今では一般的な慢性疼痛にも使われている。

■リリカはアルファ2デルタ神経が、
ダメージを受けると表れるアルファ2デルタに作用することで痛みを抑える。

■アルファ2デルタは、神経が切れたり、壊死したりするくらいの強いダメージでないと、効果は表れない
つまり神経の圧迫くらいには効果は期待できない

■リリカの効果が治験で実証されているのは、
線維筋痛症や帯状疱疹後神経痛など一部のみ

■医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンでも、
本来効く病気以外の腰痛などに広く処方されていることを
非難する記事が掲載された。

しかし、今も漫然処方は繰り返されている

クスリの大罪(書籍)より

クスリの大罪―週刊東洋経済eビジネス新書No.313

 

 

乱用される国内販売トップの鎮痛薬「リリカ」 

全身に原因不明の痛みが走る「線維筋痛症」の治療薬として、
鎮痛薬「リリカ」が2012年に公的医療保険を使えるようになった。

一般名を「プレガバリン」といい、
製薬会社のファイザーから製造販売されている。

プレガバリンは現在、国内で販売されている全ての薬剤の中で、売り上げ額で第1位の薬剤だ。2017年は937億円に達した。
効能がはっきりしない疾患に対する乱用が、医療現場で続いているのだ。

 

内服後にふらつき、救急車で搬送

プレガバリン(リリカ)の副作用は非常に強い。
臨床でしばしば経験するのは、めまい、傾眠、意識消失などだ。

私の周囲にも、プレガバリンを内服後にめまいで転倒して骨折した人、意識がなくなって救急入院した人が複数いる。

愛知県内で循環器系のクリニックを経営する男性院長は、
ご自身が頸椎症性神経根症の痛みとしびれに対してプレガバリンを処方された。
内服したところ診察時に呂律が回らなくなり、
めまい・ふらつきで歩行が困難になって救急車で基幹病院に搬送されたという。

院長は、自分のこの経験を広く公表しても構わないという意向を持っておられる。
証拠として自分が歩行困難になった状態を動画で記録している。
いまもこうした被害が、各地で続いているに違いない。
国内の整形外科疾患の多くの患者さんが、
効能の実証されていない薬を飲まされ続けている。

https://square.umin.ac.jp/massie-tmd/pregabalinabuse.html

 

 

高齢者の交通事故増と100万人に処方される「疼痛薬」の相関関係
爆発的に増えたリリカ服用者
高齢者「アクセル踏み間違い」事故とリリカ服用との関係

「車をブツけてしまいました」

■大友院長が診察した50代の歯科医の男性は、リリカの服用による副作用を経験した一人だ。
「この男性は頸椎症性神経根症による痛みが酷く、リリカを処方しました。
『先生、リリカを飲むと診察にならないんです。
自分で自分が何をしているかわからなくなるほどボーッとしてしまうのです』と言われて、服用を中止しました。

■もう一人、40代の看護師の女性は神経痛に苦しんでいて、やはりリリカを処方したのですが、服用開始から間もなく、『リリカを飲んでフラフラッとして、車庫入れで車をブツけてしまいました』と申告されたので、即座にリリカの処方を中止しました。

二人とも医療従事者で、事前に私が『めまいやふらつきなどの副作用がある』と説明していたから、服用後のトラブルを報告してくれたのだと思います。

逆に言えば、薬の知識のない患者さんは、同じようなトラブルがあってもリリカの副作用だとは気づかず、服用し続けてしまうでしょう
私は『リリカ服用後は絶対に車を運転してはいけない』と患者さんを指導しています

若い人でも、副作用が出るのに、
高齢者は腎機能が低下していることが多いため、副作用が強く出やすい。
とくに身体が薬になれていない投与初期にめまい、傾眠、意識消失等の副作用が報告されている。
製造元のファイザーによれば、リリカには治験の時点でこれらの副作用が認められていたという。

「リリカの副作用の発現に鑑み、’10年6月の本剤の新発売時より処方医・薬剤師等の医療関係者に対し、本剤投与中の患者は自動車の運転等危険を伴う機械の操作をしないよう指導する旨の徹底を依頼するとともに、継続的に啓発を行っています」(ファイザー株式会社アップジョン事業部門広報)

出典:フライデー
https://friday.kodansha.co.jp/article/74355

 

まとめ

結論から言うと、
リリカは、どんな痛みにも効くものではないということです。
かえって、副作用に注意しなければいけない薬で、
とくに車の運転は絶対にしないほうがいいようです。

副作用は、人それぞれで、まったく副作用が出ない人いるし、
副作用が強く出てしまう人もいます。

今まではなんともなかったのに、
ある日突然副作用がでてしまう人もいます。

痛みが強いと、薬に頼りたくなりますが、
やはり薬にはリスクがあるということですね。

 



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