鯛は、上品な白身の魚で、
癖がなく、あっさりして食べやすいです。
刺身や焼きもの、揚げものなど、
どのように調理しても美味しい魚です。
他の魚よりも栄養価が高く、味もいいです。
ちょっと高級感があり、
特別な日の献立に使うというイメージがあります。
鯛の鮮やかな赤い色は、メデタイといわれ、
結婚式やお食い初めなどのおめでたい席によく使われますね。
目次
鯛のカリウム・リン
100gあたり | カリウム | リン |
真鯛(天然) | 440㎎ | 220㎎ |
真鯛(養殖) | 450㎎ | 240㎎ |
※天然と養殖で若干の違いがあります。
鯛はカリウム高めですね。
鯛1切れ何グラム?
ムニエル用の切身が、
1切れ、70gで、カリウム308㎎です。
カリウムが上がりやすい人は、
一度に食べるのは、ちょっとカリウムが多すぎるかもしれませんね。
鯛の刺身1パック カリウムとリンは?
鯛(養殖)の刺身、1パックに6切れ入っていました。
↓
6切れを計ってみると、約70gでした。
カリウム→308㎎、リン154㎎です。
カリウムの摂取量は1日2,000 mg 以下とされています。
3食で割ると1食当たりカリウム666㎎です。
カリウムが上がりやすい人は、
3~4切れくらいにしておいたほうがよさそうです。
鯛の栄養価
良質のたんぱく質
鯛のたんぱく質は、
グルタミン酸をはじめとする必須アミノ酸をバランスよく含んだ良質のものです。
タウリン
鯛は、血中コレステロール値を低下させ血圧を正常に保つタウリンを豊富に含んでいます。
タウリンは
・心臓機能を強化する働きを持つ
・動脈硬化や糖尿病、肝臓病などの生活習慣病を防止する効果
・肝臓の機能を高める効果
・胃腸の働きをよくする効果
ビタミンB2
・抗酸化作用の力で老化防止やストレスから身体を守り、健康な肌をつくる
・口内炎や目の充血、動脈硬化、脳卒中などの予防に効果がある
ビタミンB1
・消化液の分泌を促し、糖質の代謝を促進させ、食欲を増進させる
・疲労をやわらげる
・脳の働きを活性化させ視力回復や肝臓病などの予防効果がある
DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)
血液中のコレステロールを下げる働きをもつ不飽和脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)も多く含む。
DHAは、
・脳の発達や活性化を促す
・神経組織を発育させる
EPAは、
・血液の流れをよくし、
・脳血栓や高血圧、動脈硬化を予防する効果がある
・アレルギー改善効果もあある