サバは、ポピュラーな魚で、
冷凍保存されているものは、いつでも手に入ります。
冷凍されているものは、ノルウェー産がよく出回っています。
ノルウェー産サバは、大西洋サバだということです。
サバは、シンプルに塩焼にしたり、
サバ味噌
カロリーをアップしたいときは、
竜田揚げや、ムニエルなど
何にでも応用がききます。
そんなサバのカリウムとリンはどれくらいでしょうか?
目次
サバのカリウムとリン

サバの種類によって多少の違いがあります。
カリウム | リン | |
マサバ | 330mg | 220mg |
大西洋サバ | 320mg | 210mg |
ごまサバ | 420mg | 260mg |
ごまサバが一番カリウム、リンともに高いです。
冷凍だと、見分けがつかなそうですよね。
サバ(鯖/さば)に含まれる主な有効成分と効用
●脂質がきわめて豊富で、EPA、DHAの含有量は青背魚の中でも群を抜いています
DHA→100gあたり約1800mg
EPA→100gあたり約1200mg
1日の摂取目安量は両方合わせて1000mgと言われていますので、
鯖を100g食べるだけで1日分のDHAとEPAを摂取できることになります。
●ビタミンB12が非常に多く含まれています
B12は悪性貧血の予防や肩こりの解消に効果があると言われています。
●ビタミンDが豊富
サバの効能
●記憶力向上、認知症予防
●生活習慣病予防
●動脈硬化の予防
●肝臓機能の強化
●ガン予防
●貧血予防、改善
●アレルギー症状の緩和
●冷え症や肩こりの改善
●骨密度の向上
●眼精疲労の回復
サバアレルギーと寄生虫
食中毒とアレルギー
“サバの生き腐れ”という言葉もあるように
サバは傷みやすい魚です。
また サバを食べてじんましんなどのアレルギー反応を起こす人もいます。
これは、サバに含まれるヒシチジンという物質が時間の経過と共にヒスタミンに変化し、
これがアレルギーの原因となります。
アニキサス
サバを生で食べた時にアニキサス症を発症することがあります。
加熱したものは大丈夫です。
アニサキスは刺身など食べた時に被害にあうことがあります。
多くはそのまま排泄されますが、
時に胃壁などに食いついて穴をあけてしまう事があり、
そうなると七転八倒の苦しみだそうです。
<急性胃アニサキス症>
食後数時間後から十数時間後に発症
内視鏡による除去。
<急性腸アニサキス症>
食後十数時間後から数日後に、激しい下腹部痛、腹膜炎症状
開腹手術による除去
アニサキスによる中毒の予防
●加熱調理⇒60℃で1分、70℃以上で瞬時に死滅する。
●冷凍処理⇒-20℃で24時間以上で無害化
●新鮮な魚を選び、速やかに内臓を取り除く。
