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透析患者が氷をガリガリ食べるのは氷食症?顎関節症にも注意したほうが・・・

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透析患者は水分制限があるため
喉の渇きを癒そうと、氷をガリガリ噛む人が多いです。

私も昔は氷ガリガリが止められませんでした。
一度ガリガリし始めると、癖になり、止まらないんですよね。

でも、今はきっぱり止めました。
理由は、顎関節症になってしまったからです。

その他にも、氷ガリガリは
身体が冷えすぎたり、
胃腸に悪いという弊害もあります。

出来れば、氷ガリガリの癖は止めた方がいいですね。

 

氷を噛む 病気 氷食症

氷をガリガリ噛むことはれっきとした病気で、氷食症という病名もついています。

氷を異常なほどに食べることは,氷食症(pagophagia)と呼ばれ、
異食症(pica)の1つと考えられています。

氷食症は鉄欠乏性貧血の患者さんに比較的高い確率でみられる症状であることが知られています。

氷食症が起きる理由

■強い精神的ストレス
■強迫観念によるという説
■貧血に伴う口腔内の炎症を抑えようとするため
■氷を噛むことによって反射的に脳血流を増加させている

などの説がありますが、明確な理由はわかっていません。

透析患者は、水分制限で氷が欲しくなる他の理由として
透析によるストレスや、透析による貧血で
氷を噛む人が多いのかもしれませんね。

 

氷食症の特徴

氷食症になるとどんな症状がでるのでしょうか?

氷食症の症状チェック

🔲 一日に製氷皿ひと皿以上の氷を食べる
🔲 体の冷えを感じても、氷を食べるのをやめられない
🔲 口の中がずっと渇いている。(ドライマウス)
🔲 めまいを感じる、顔色がすぐれない
🔲 休養しても疲れが完全にとれない
🔲 夜はなかなか眠れず、朝も寝起きが悪い
🔲 胃腸が冷えて不調になる
🔲 硬い氷を噛み続け、あごに痛みを感じる
<出典 https://macaro-ni.jp/28257>

いくつあてはまりましたか?

氷食症の症状自体が、
何となく透析患者の普段の体調に当てはまっていますね。
透析患者が氷を欲するのは自然のことなんでしょうか?

 

氷を噛むことのリスク

顎関節症になる

透析患者、特に長期の透析患者は、いろいろな箇所の関節が痛む傾向があり、顎関節も例外ではありません。顎関節症になってからでは遅いので、固い氷を噛む癖はやめましょう。

顎関節症の症状
■「あごが痛む(顎関節痛・咀嚼筋痛)」
■「口が開かない(開口障害)」
■「あごを動かすと音がする(顎関節雑音)」

 

困ること
■口が開かない
■食べ物事態噛めない
■硬い食べ物が噛めない
■大きな食べ物が食べにくい
■歯磨きがしにくい
■口が開きにくいため、歯の治療が困難

氷を噛むと体が冷える

・氷は体温を下げる効果があるため、食べると体が冷えます。
・体が冷えると免疫力の低下につながり、風邪を引きやすくなります。
・体の中心部が冷えることで、血行が悪くなります

氷の食べすぎは胃腸に悪い

・氷を食べ過ぎると胃腸に負担がかかり胃痛や腹痛の原因になります
・胃腸の血行が悪くなり、消化機能が低下します

 

まとめ

氷の食べすぎは、顎を痛めたり、体を冷やします。これを機に、氷の食べ過ぎを見直してみてはいかがでしょう?
氷を食べるときは、口に含んで時間をかけてなめるようにすると氷の食べ過ぎをふせげます。
また 氷1個は20~30mlの水分量に値します。

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