透析・体調管理

血圧が低い状態が続くと透析困難症になるかも?

最近血圧が低めになってきたので、ドライを上げるか?それとも少しダイエットするか?
迷うところです。
いつもより食欲があるのはいいことなんでしょうが、その分太ったことで血圧が下がってきたら、こまめにドライウェイトの調整は必要になってきますね。

透析患者にとって血圧が低すぎるとよくない理由

・血圧が低すぎると、透析後や透析翌日に、倦怠感(だるさ、きつさ)が強く出て日常生活に支障がでてくる場合がある
・血圧が低すぎる状態が続くとシャントが詰まりやすくなる
・低い状態が続くと自力で血圧を上げるのが難しくなる
・透析を継続するのが難しくなって、透析を途中で中止することが多くなる場合がある

透析後のだるさ、きつさと疲労回復法透析後や透析の翌日、だるさやきつさを感じますか? 私は、透析の後はどうしてもきつさを感じてしまいます。 いつも夜間透析を終え、2...

透析困難症という言葉を聞いたことがありますか?

透析が長期になってくると様々な合併症に悩まされるようになってきますが、
なかでも、常時血圧が低い状態になり、透析を途中で止めざるをえない状態が続くことがあります。

透析困難症とは

透析中に発生する一過性の透析合併症であり、
・透析低血圧(透析中血圧低下により動悸、気分不良、冷や汗、腹痛、意識消失)
・筋痙攣
などをきたし、透析の継続が困難となる病態です。

このような状態が頻回に起こり、度々途中で透析を中止することによって、透析時間の確保が難しくなってしまいます。

透析困難症の原因

原因は年齢、原疾患、合併症などにより異なりますが
・不均衡症候群
・透析低血圧
・透析材料不適合などがあげられます。

 

透析困難症の対策

対策としてはまず目標体重(ドライウェイト)の確認です。

ドライウェイトは、血圧・心胸比・心臓超音波などを総合して患者さんの状態に合わせて適切に設定されることが必要になります。

また高齢者や糖尿病患者では

・心機能低下、
・自律神経機能不全
・動脈硬化末梢神経血管抵抗の反応性低下
などにより透析中に血圧低下を起こしやすくなります。

透析困難症での透析の中断を防ぐ方法

・透析間の体重増加を少なくする
・時間あたりの除水量を減少させる
(これらのことは、透析中の低血圧のみならず心不全の発症発病予防になります)
・どうしても血圧が上がらない時は、昇圧剤を使いながら透析を行う

透析中の血圧低下を防ぐ方法

透析中眠らないようにする

透析中は横になっているので、ついついうとうとしてしまいがちですが、
眠ってしまうとどうしても血圧が下がりやすくなってしまいます。

アドレナリンを出す

今は、Wi-Fiを使える透析施設も増えています。
透析室にスマホやタブレットを持ち込んで
ワクワクするような動画を視たり、気分を上げる音楽を聴くことで、
血圧の低下を防ぐことが出来ます。

 

一般的な低血圧改善方法

■規則正しい生活をする
不規則な生活は自律神経の乱れをもたらし、体調不良、低血圧にもつながります。
夜更かしをせず、早寝早起きを習慣にすることで低血圧の改善につながります。

■ゆっくり入浴する
入浴して体を温めることは、血行が良くなり低血圧の改善につながります。リラックスもでき、ストレスや疲れも撃退できるでしょう。

■適度な運動をする
手足の末梢の血液循環が悪くなると低血圧に傾きます。
出来る範囲で、ウォーキング、階段の昇り降りなどを実践して日ごろから活発に動きましょう。
また、ふくらはぎの筋肉をストレッチして血液の循環を良くしましょう。

■バランスの良い食事を取る
糖質、たんぱく質、脂肪、ビタミン、ミネラルがバランス良くそろった食事を取ることが低血圧改善になります。
主食+主菜+副菜がそろった食事を取りましょう。

■朝食をしっかり食べる
朝食を食べることは、体温の上昇を招き、低血圧の改善に大きな力を持ちます。代謝もアップして、冷えも改善します。

■食事は温かい物を食べる
低血圧の方は、体温も低めで冷えを訴える方が少なくありません。生野菜より、スープや温野菜を利用するなど、温かい飲み物を利用しましょう。

<出典 https://pelulu.jp/56825/>

まとめ

透析が長期になってくると、心機能も弱ってくるせいか、だんだんと血圧が低くなってくる患者さんが多いようです。

私も一時は70台が普通で、血圧を測るたびに機械がピーピー鳴っていました。
低い血圧に慣れてしまうと、低くても全然平気で、スタッフだけが過剰に心配するという感じでした。
低血圧を脱することが出来たのは、低い血圧じゃよくないと意識したことでしょうかね?
昇圧剤を使っての透析をしたくなかったこともあり、
家庭での血圧を毎日測りドライウェイトの参考にしたり、
食欲があり、よく食べる時は、ドライウェイトを上げる。などを実行した結果
今では、120~130くらいに落ち着いています。

安全に透析を行うためには、ある程度の血圧はあったほうがいいですね。
低い状態の血圧に慣れてしまわずに、出来る対策は行ったほうがいいです。
血圧が低い状態で透析を行うと、スタッフもはらはらするようです。

明らかに食欲があり、太ったことにより血圧が低くなっているいるのに、ドライは上げたくないという患者さんも多いようです。
食欲があるのはいいことなので、安全な透析のためにも、太ったらドライを上げるという選択をしたほうがいいと思います。

 

<参考サイト>
http://www.jinzouzaidan.or.jp/jigyou/fkzn_qa/48/48.pdf
http://www.rakunatouseki.com/about.html



COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です