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透析患者がコロナに感染したら予定通りに透析が受けられないこともある

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コロナ感染も怖いけど

それよりももっと怖いのは、

コロナに感染したことにより、

普段受けている透析施設で透析が受けられなってしまうことです。

その間、受け入れ先病院が見つかるまで、自宅待機となると

待つ間に命を落としてしまう可能性もあるんですね。

発熱して、予定した透析が2回分受けられず

「熱があります」。
大阪市内の40代の男性は4月6日、
週に3回通うクリニックで透析を受ける前に、医師に告げた。

X線撮影をすると肺炎を疑わせる影が映り、急に医師があわて出した。
「別室で待っていてください」
「いや、やっぱり自宅で保健所から電話が来るのを待って」

電話がきたのは翌日の夕方。
検査を受けに来るよう言われたが、
透析していないので体がぐったりして、起き上がれなかった。

知人が車を出してくれ、
検査で新型コロナ陽性とわかったのは8日の夕方。

夜になって、府内の感染症指定医療機関に受け入れが決まり、救急車で運ばれた。

結局、予定した透析が2回分受けられず、一時は口もきけなかった。
入院して連日の透析を受け、徐々に回復した。

「自分は若く体力もあった。もし高齢者だったら持ちこたえられなかったかもしれない」

朝日新聞デジタル

 

この方の事例をまとめてみると

月水金のクールで透析

4月3日(金)通常通りの透析

4月6日(月)に発熱後、自宅待機になる

4月7日(火)夕方 検査に来るよう連絡あり

4月8日(水)夕方 コロナ陽性判明
夜になって、府内の感染症指定医療機関に受け入れが決まり、救急車で運ばれた

金曜日に透析を受けてから、中2日で

予定通りの透析が月曜日と、水曜日に受けられず、

受け入れ先が決まったのが水曜日の夜間、

救急車で運ばれたとのことですね。

この間、ご自宅で不安な日々を過ごされたと思います。

コロナで急変することもあるでしょうし、

透析をしていないことで、毒素や水分がたまりすぎてしまう心配や

高カリウム血症で心停止の可能性もあります。

東日本大震災で、予定通りに透析が出来なかった話も聞いていますが、

災害時とはまた違った不安があります。

また 同居家族がいるか、ひとり暮らしかによっても、不安要素が違ってきますね。

 

 

コロナ疑いがある場合

自分の通院している透析施設により、対応が違ってくるとは思います。

病院としては、他の患者に感染を広めないために、

コロナ疑いのある透析患者の来院を断る場合もあるでしょう。

私の通院するクリニックに確認したところ

熱がある場合は、まず電話連絡する。

場合によっては、曜日・時間変更して、透析を受けてもらうということでした。

最初から来院を断ることはないそうなので、

そこの所は少し安心しました。

 

保健所の対応も、地域によって違いがあるようです。

感染が拡大している地域では、対応も遅くなるでしょう。

 

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